立秋は過ぎたものの、猛暑の続く毎日ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
「排泄」は動物が生まれてから死ぬまで行う大切な行為です。
排泄できなくなる原因は色々ありますが、身体が動きにくくトイレまで行けないためにおこる漏れに対しては、福祉用具を使用することで改善することができます。
前回の「スタッフからの声」では腰掛便器をご紹介しましたが、介護度が上がってこられますと、自動排泄処理装置を使用する方法もありますよ。
■<マインレット爽(さわやか)> 株式会社エヌウィック
全自動の排泄処理ロボットです。排泄物カップに専用カバーをつけたものを紙おしめのように装着。排尿、排便をセンサーが感知し、即座に吸引、温水シャワーで洗浄、温風で乾燥します。排泄物と洗浄後の水は、排泄物タンクに溜めておきトイレに流すので、排泄物に直接触れずに処理できます。気になるにおいもほとんどありません。
介護されている方の介護負担が軽くなるのはもちろん、ご本人にとっても不快感がなく爽やかで、介護の方への気兼ねも軽減します。
■<ヒューマニー> ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社
尿吸引ロボットです。尿吸引パッドを装着、内臓されたセンサーが尿を検知し、すぐに自動吸引します。タンクに溜められた尿は、簡単にトイレに捨てることができます。排便がない場合、最長24時間パッド交換しなくても大丈夫で、繰り返し尿をされても、肌はほとんどぬれません。夜につけていただくと、朝までオムツ交換しなくて済むので、睡眠不足の心配もなくなります。
「マインレット爽」はCゾーン、「ヒューマニー」はACPゾーンに展示しています。
マインレット爽 |
ヒューマニー |
介護保険でのご利用も可能です。くわしくはATCエイジレスセンタースタッフにお尋ねください。ご来館をお待ちしております。
まだまだ厳しい残暑が続きますが、夏バテなどなさいませんように。
(フロアスタッフ Y.K)