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2014年2月28日金曜日

段差解消機

ここATCエイジレスセンターでも、車いすのご利用で来場されるお客様が多くいらっしゃいます。

車いすのままでの外出を容易に行うために、「段差解消機」という福祉機器があります。(大きくは「移動用のリフト」ということになります)
展示品にもいくつかありますので、ご紹介します。

例えば、玄関の上がりかまちの段差を解消するイス型のリフト「アルコー3000型」。
座面の高さは42~84cmで、無段階で昇降し、左右には360度回転します。工事は不要で、狭いスペースでも設置できるコンパクト設計です。

株式会社星光医療製作所「アルコー3000型」
また、カゴ状のテーブルが上下に移動する段差解消機、据置型「テクノリフター」。
こちらは屋内・屋外ともに使用できるので、玄関だけでなく縁側からの出入りにも可能です。

新光産業株式会社「テクノリフター」

どちらの機器も介護保険のレンタル対象品となっています。

他にも、介護保険対象外ですが、椅子式段差昇降機「タスカルSTⅢ」という機器があります。2月に新しく展示品に加わりました。
階段の上にレールを取り付け、その上を駆動装置の付いた椅子が上下移動します。二階のお部屋への移動などが楽になります。

新光産業株式会社「タスカルSTⅢ」

いろいろとご紹介しましたが、記述ではなかなかわかりにくいかと・・・

ぜひご来場いただき、実際の動きをご覧いただければと思います。
もちろんどの機器も試乗していただけます。

もう3月、春本番の暖かさが待ち遠しいですね。

(フロアスタッフ K.M)

2014年2月12日水曜日

もうすぐ春!セカンドライフ 楽しんでいますか?

医療が発達して寿命が延び、元気な高齢者が増えています。できれば病気や怪我なく、好きなことを楽しみながら一生涯を終えたい・・・とは誰もが願うことです。

ATCエイジレスセンターでも色々な取り込みをしています。
卓球、囲碁、将棋、健康体操、歌や絵、折り紙、園芸教室、etc。さまざまなジャンルの生涯学習の存在はとても大きいです。自分に合う趣味を見つけることで生きがいになり、共通の話題で人とのコミュニケーションを図ることができます。社会との関わりを持つことで生きがいは作られます。

私自身も絵手紙に出会って、身近にあるものをよく観察するようになりました。季節のものを描くと四季の移ろいを感じて、想いがふと、ふるさとに帰ることもしばしばあります。また新聞紙面から話題を拾うこともありますが、そうして新聞を切り抜きながら、よく見ると、見逃していた記事に見入ってしまうこともあります。
ひとつのことから興味が幾重にも広がってゆくのも楽しみのひとつです。

しかし、人の身体は加齢に伴い、悲しいかな変化もします。
極力、元に戻そうと免疫力は精一杯がんばって治療する方向に働いてくれますが、こわれかけた身体は訓練やリハビリが必要となってきます。

理学療法士のプロ、藤原広氏のリハビリに対する考え方は、「リハビリが人生を面白くする」を実践されています。娯楽や趣味など、やってみたい!楽しそう!と思わせるような活動をリハビリのメニューに盛り込み、やりたいことに一生懸命打ち込んでいく中で、自然と身体をどんどん動かすようになり、結果的に機能の回復につながっていきます。
自立した生活を送れるようになるまでには、長く険しい道のりがあります。乗り越えていかなければ自立できない、とのことです。

プロフェッショナルとは、色々な可能性を推測できると同時に、優先順位がパッと直観的に見え、走りながら考え修正し、また考えるということのできる人、だそうです。

介護予防のためにも、ぜひ生涯学習塾をのぞいてみて下さい。
生きがいづくりのヒントがきっと見つかりますよ!

(フロアスタッフ R.E)

2014年2月5日水曜日

福祉用具と聞いて・・・

4回めの登場です。

私は電車と地下鉄を乗り継いで出勤しています。
私の通勤ルートの、とある駅のプラットホームで、電動車いすに乗っている方をお見かけします。厳密に言いますと、私の乗っている電車の車両から、そのプラットホームに降車されるのです。
毎回、駅員さんがプラットホームで待機され、携帯スロープで電動車いすのプラットホームへの降車を助けます。以前はシルバーカーを利用されていたと記憶しています。車両からプラットホームにあるエレベーターまでの移動時間は、シルバーカーを利用されていた時と比べて短くなっていると感じます。

遠くからの様子だけでは、お体の状況もよくわかりませんが、ご自分の力での移動が難しくなられてシルバーカー、そして今は電動車いすを利用されているのでしょう。私には想像もつかない大変なこともきっとおありになるとは思いますが、電動車いす(福祉用具)を利用することで、今までの生活を維持できていることも多いのではと思います。

ところで、みなさまは「福祉用具」と聞いて、まず何が思い浮かびますか?
私は車いす、次に介護用ベッドが思い浮かびます。しかし高齢者や障がい者の自立に役立ち、介護する方の負担を軽くする役割をもつ福祉用具には、この他にも様々なものがたくさんあります。

より多くの福祉用具を知りたいと思われる方、または福祉用具をあまり知らないと思われる方(例えばこの文章内に出てくるシルバーカーのことをご存知なかった方など)福祉用具に関心はあるけれど、どこに行けば見学できるのかわからない方、などなど、どうぞATCエイジレスセンターにお越しください。

シルバーカー

電動車いす

介護用ベッド

ATCエイジレスセンターでは、健康や福祉・介護に関する分野で、年齢やハンディを乗り越えるために開発された各種製品やサービスをご紹介しております。

また展示内容が変わることもありますので、ご来館をご希望の方は、事前にご連絡をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

【お問合わせ先】ATCエイジレスセンター
TEL:06-6615-5201
休館日:月曜日、年末年始

(フロアスタッフ K.N)