どんな秋をお過ごしでしょうか?
やっぱり食欲の秋!という方も多いのでは。
松茸・栗・柿・秋刀魚・新米など何を食べても美味しくて、つい食べ過ぎて、カロリーオーバーになってしまうこともありますよね。
食べ過ぎや運動不足などで起こるメタボリックシンドローム。放置しておくと、成人病など、こわい生活習慣病になってしまうかもしれません。
メタボリックシンドロームを予防するには、体重の5%を減量するだけで内臓脂肪が減り、高血圧・脂質異常も改善されることが多いそうです。
食事で摂取するエネルギーを、運動で消費するエネルギー以下にすればいいのですが、カロリー計算って面倒で難しいですよね。そんなカロリー測定を誰でも簡単に数分で行える、とても便利な装置がATCエイジレスセンターに展示されています。
「カロリーアンサー」という、世界初のカロリー自動測定装置です。
カロリーアンサー |
電子レンジのようなボックスに食品を入れて、そこに近赤外線を当てることによって自動的にカロリーを測定してしまうという、夢のような装置です。
このカロリーアンサー、青森県平川市の株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックが、9年の歳月と5億円の費用をかけて開発されたそうです。
カロリー以外にもタンパク質・脂質・炭水化物量なども測れます。生肉や生野菜などはもちろん、お弁当やお惣菜などの調理済食品も測れます。
食の細くなられたお年寄りの方などには食事前に一度測定し、食後に食べ残した分を再測定すると栄養摂取状態がわかるので、不足分をサプリメントなどで補うこともできます。
ATCエイジレスセンターで展示しているカロリーアンサーでは、液体は測ることができませんが、最新モデルでは液体のカロリーも測れるそうです。
現在は一部のレストランや研究室・病院・福祉施設等で使用されており、今後はさらに多くの食品関係で利用され、もっと身近な商品になってきそうです。
開発された会社の方のお話では、世界が注目する2020年のオリンピックの頃には「カロリーアンサー」測定値が一般化され、世界標準へと普及する商品になることを目指しておられるそうです。
こんな夢のような装置が、将来的には一般家庭でも使用できるかも・・・
まだまだ先になりそうとのことですが、とっても楽しみですね。
またATCエイジレスセンター内には、メタボ体験のできる不思議な鏡もあります。
メタボ予防のために、ご来館の際には、ぜひこちらも覗いてみてくださいね。
(フロアスタッフ M.M)