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2014年7月22日火曜日

うさぎセラピー

蝉の声があちこちから聞こえてくるようになりました。
行楽に出かけられる方もいらっしゃるのではないかと思います。たまには非日常に身を置くことで癒され、心身がリフレッシュするのではないでしょうか。

私も非日常の癒しを求めて、出かける場所があります。それは広島県の「大久野島」。瀬戸内海国定公園の中の通称「うさぎじま」とも呼ばれている小島で、野生のうさぎが200~300羽生息しています。(あくまで野生です。)島には休暇村の宿泊施設があるだけで人は住んでおらず、一般車両の通行もできません。うさぎ達はのんびり暮らしています。

うさぎ大好き!の私がこの島の存在を知ったのは10年程前。初めて訪れた時は、うさぎ達があちこちで走り回っている姿やおずおずと近づいてくる姿がかわいらしすぎて、目じりが下がりっぱなしでした。以来、年に数回、毎年島を訪れてうさぎとたわむれ、癒されています。(運がよければ「うさまみれ」になることもあり。)

なお、この島にはもう一つの顔があります。古くは芸予要塞として、また戦時中は旧日本軍の毒ガス製造所として利用され、地図から消された歴史もあるのです。島のあちこちに戦争遺跡が点在しています。これも忘れてはいけない歴史の一つ。今は廃墟の前で花が咲き、うさぎが跳ねる、人が笑う平和をかみしめることのできるとても意義深い島だと思います。

休暇村の設備も年々よくなり、島内散策用に今はアシスト自転車や電動カートも配備されています。サービス介助士の資格を持つスタッフの方もいらっしゃるようです。よい漁場でもあるので釣り目的の方や、長期滞在でゆっくり過ごされている高齢者の方々も多くみかけます。うさぎ達も以前に比べると、なんだか人慣れしてきたような・・・。
また機会がありましたら、是非一度、行ってみてください。

「そんなん遠い、近場で癒されたい~」という方は、当館の癒しロボット、「パロ」がお待ちしております。是非、南港までお出かけを。但し、パロはアザラシです。うさぎではありませんので、あらかじめご了承くださいネ。

(スタッフN)